融点が高いからといって、はんだこての設定温度を高くすると酸化や侵食のスピードを速める結果になります。
そこで、下記のような性能を備えた製品なら鉛フリーはんだの特徴をカバーできます。
この性能こそ、白光が考える鉛フリー対応製品です。
正確な温度管理が可能で優れた熱復帰率を持つ事により、鉛フリーはんだでも設定温度を高くすることなく、はんだ付けできます。(詳細はこちら)
こて先については、はんだめっきを錫めっきに変更することで鉛フリー対応製品としました。
「N2システム」の効果、仕組み、組み合わせ例、デモ機貸し出し
噴流槽は、はんだによる侵食が激しい箇所へ特殊処理を施すことで、劣化による部品の交換頻度を軽減できます。
静止槽は、消耗が激しくなる槽の交換方法を簡単にすることで、修理の頻度を軽減でき、はんだの種類にあわせてパラメーター設定してはんだの溶解時間を短縮することで、作業までの待ち時間を短くすることができます。
以前は、熱の伝わりを良くするため、測定部に共晶はんだを使用したセンサーを採用していましたが、その測定部のはんだを錫めっきに変更することにより、こて先に他のはんだ成分が付着するのを防ぐことができます。
ワイヤータイプにすることにより、クリーニング時におきやすい酸化を緩和することができます。
ワイヤータイプは、酸化物や余分なはんだを除去できる一方で、こて先に多少のはんだが残るためクリーニング後の酸化を緩和します。
新しいヒーター構造で熱復帰率がアップすることにより、作業中の温度降下が少なくなり鉛フリーはんだでの作業性を良くすることができます。また、ノズルとフィルターパイプまでの距離が短くなっていますので、はんだ詰まりも軽減します。
活性力が強い微粉末の純Sn粒子で、こて先に付着した酸化物を除去することにより、こて先の ぬれ性※ を復活させ、再びこて先が使えるようになります。
(関連商品としてFT-700もあります。)
『ぬれ』とは、固体に接触した液体が流れて広がっていく現象のことであり、『ぬれ性』とは、その拡がりやすさを表す金属表面の性質のことです。
手はんだ付けにぴったりの高い温度帯の活性域を実現、品質管理が可能な20mlという、使いきれる容量で購入可能でJIS Z 3197 の腐食性試験に合格しています。手はんだ付けの作業効率UPに特化した信頼のフラックスです。
優れた「はんだ拡がり性」と「ぬれ性」を実現。鉛フリーはんだを使うことが多くなってきたステンドグラスやアクセサリー作成時にも最適です。