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下図のように糸はんだへV溝を入れる事で、フラックスから発生するガスの圧力を逃がし、飛散を軽減する効果があります。しかし、V溝を入れる事でフラックスが外気にさらされるため、長期の保存が難しいという問題が起こります。
HAKKO 375は糸はんだを使用するときに必要な量のV溝を入れる事ができます。
<はんだ・フラックス飛散試験>
<測定条件>
試験方法 | はんだを当社はんだこてFX-951に供給し、はんだボール・フラックスの飛散量を測定 |
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はんだこて設定温度 | 350℃ 、 400℃ |
使用はんだ | 鉛フリーはんだ (Sn-3Ag-0.5Cu) ハロゲンフリーフラックス Φ0.3 mm、Φ1.0 mm |
はんだ送り量 | 50 mm |
はんだ送りスピード | 6 mm/sec. |
<フラックスの飛散量測定グラフ>
Φ0.3、Φ0.5、Φ0.6、Φ0.8、Φ1.0(mm)
<使用例>
はんだを送る量は、本体にあるスイッチのON/OFFで制御します。
オプションのフットスイッチ、または手元スイッチを使えば、さらに操作性が向上します。