メンテナンス・対処方法・使用方法
サポート&サービストップ > メンテナンス・対処方法・使用方法 > はんだ吸取器 はんだが溶けにくくなったら
はんだ吸取器を使用中に、はんだが溶けにくくなる原因と対処方法をご紹介します。( 画像は FR-410 )
ノズル先端のはんだめっき部分が酸化すると、はんだがぬれ拡がらなくなり、ノズルの熱がはんだ付け接合部に伝わりません。
ノズル先端がはんだで覆われ、ぬれている状態かを確認してください。
ぬれの確認後は、酸化防止のため、ノズルをはんだで覆います。
ノズル先端が酸化しはんだがノズルにぬれない場合は、ノズル先端にはんだを送り、はんだがぬれるまでクリーニングします。
ノズル先端がぬれない場合や侵食や変形が見られる場合、ノズルの熱がはんだ付け接合部に伝わりません。
ノズル先端に侵食や変形が見られる場合、新しいノズルに交換してください。
ノズル形状ごとに長さや重量が異なり熱容量が変わります。
そのため、使用するノズルを変更すると設定温度とノズル温度が異なることがあります。
ノズル温度をこて先温度計で確認し、設定温度とノズル温度が異なっている場合は、温度の微調整(オフセット値の変更/CAL調整)を行ってください。
各製品取扱説明書のオフセット設定方法、または温度校正方法の記載箇所を確認して、温度補正をしてください。