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メンテナンス・対処方法・使用方法

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はんだ吸取器の定期点検方法

はんだ吸取器を良い状態で使用するには、使用ごとに行う日常点検使用頻度に合わせて行う定期点検を正しく実施することがポイントです。

フィルターは、フラックスがステーション内部に侵入することを防ぐ役割があります。
はんだ吸取器を使用する際は必ずフィルターを取り付け、フィルターがフラックスやはんだで汚れていないか定期的に点検してください。
早めに交換することで、はんだ吸い取り性能の低下やポンプの故障を防ぐことができます。

 

こて部 FR-4003、FR-4103の定期点検方法

フィルターパイプ組品の点検

フィルターパイプ組品 (画像は 品番 B5185)
用意するもの
  • ラジオペンチ
  • アルコール
  • ウエス等の布
交換用パーツ

状態を確認し、劣化がみられたパーツは交換してください。

  • 前ホルダー
  • フィルターホルダー
  • セラミックペーパーフィルター

こて部 FR-4003用
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こて部 FR-301、FR-4103用
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フィルターパイプ組品周辺および内部に溜まったはんだは高温です。
必ず電源スイッチを切り 冷めたことを確認して行ってください。

  1. ロックツマミを下げます。

    ( 画像は FR-410 )
  2. フィルターパイプ組品を取り外します。

    フィルターパイプ組品は少し引きながら取り外します。

  3. 前ホルダーに割れやひびなどの破損が無いか確認し、破損している場合は交換します。

    (画像左) 新品の前ホルダー
    (画像右) 破損した前ホルダー

    吸引圧力低下の要因になるため、割れやひびなど破損している場合は交換します。

    こて部 FR-4003用

    前ホルダー (品番 A5017)

    こて部 FR-301、FR-4103用

    前ホルダー (品番 A5030)

  4. フィルターホルダーを取り外し、フィルターパイプ組品内部に溜まったはんだを取り除きます。

  5. フィルターホルダーに割れやひびなどの破損が無いか確認し、破損している場合は交換します。

    破損したフィルターホルダー

    吸引圧力低下の要因になるため、割れやひびなど破損している場合は交換します。

    こて部 FR-4003用

    フィルターホルダー (品番 A5018)

    こて部 FR-301、FR-4103用

    フィルターホルダー (品番 A5031)

  6. プレフィルターをフィルターホルダーから取り外します。

  7. プレフィルターにはんだが溜まっている場合は、ラジオペンチではんだを取り除きます。

    フィルターホルダーを破損しないように、必ずプレフィルターはフィルターホルダーから取り外してからはんだを取り除きます。

  8. フィルターパイプの状態を確認し、汚れている場合はアルコールで拭きます。

    フィルターパイプが汚れている場合は、アルコールを含ませたウエスなどで掃除をし、内部に溜まったはんだが確認できるようにします。

  9. セラミックペーパーフィルターの状態を確認し、フラックスが染み込んでいる場合は交換します。

    (画像左) 新品のセラミックペーパーフィルター
    (画像右) フラックスが染み込んで変色したセラミックペーパーフィルター

    フィルターにフラックスが染み込むと、変色して硬くなります。

    こて部 FR-4003用

    セラミックペーパーフィルター (品番 A5045)

    こて部 FR-301、FR-4103用

    セラミックペーパーフィルターL (品番 A5044)

  10. 点検の終わったフィルターパイプ組品を組み立て、こて部に取り付けます。

本体部の点検

用意するもの
交換用パーツ

状態を確認し、劣化がみられたパーツは交換してください。

  • 本体部 フィルター (品番 A5020)

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  1. フィルターケースカバーを外し、フィルターを取り出します。

    ( 画像は FR-410 )
  2. フィルターの状態を確認し、フィルター全体にフラックスが染み込んでいる場合は交換します。

    (画像左) 新品のフィルター
    (画像右) フラックスが染み込んで変色したフィルター

    フィルターにフラックスが染み込むと、変色して硬くなります。


 

こて部 FM-2024の定期点検方法

フィルターパイプ組品の点検

用意するもの
  • ノズルリムーバー (品番 B2876)
交換用パーツ

状態を確認し、劣化がみられたパーツは交換してください。

  • 前ホルダー (品番 A1512)
  • フィルターパイプ組品 (品番 A1612)

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フィルターパイプ組品周辺および内部に溜まったはんだは高温です。
必ず電源スイッチを切り 冷めたことを確認して行ってください。

  1. ノズルリムーバーをノズルカートリッジに差し込みます。

  2. ノズルを取り外します。

    ノズルロック解除ボタンを押しながらノズルを取り外します。

  3. 前ホルダーに割れやひびなどの破損が無いか確認し、破損している場合は交換します。

    吸引圧力低下の要因になるため、割れやひびなど破損している場合は交換します。

  4. フィルターパイプ組品を取り外します。

    フィルターパイプ組品は少し引きながら取り外します。

  5. フィルターパイプ組品の状態を確認し、劣化している場合は交換します。

    フィルターパイプ組品に7割以上はんだが溜まっている

    フィルターにフラックスが染み込み変色して硬くなっている

  6. 点検の終わったフィルターパイプ組品をこて部に取り付けます。

本体部の点検

用意するもの
交換用パーツ

状態を確認し、劣化がみられたパーツは交換してください。

  • 本体部のセラミックペーパーフィルター (品番 A1613)

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  1. フィルターケースカバーを外し、セラミックペーパーフィルターを取り出します。

    ( 画像は FM-204 )
  2. セラミックペーパーフィルターの状態を確認し、フラックスが染み込んでいる場合は交換します。

    (画像左) 新品のセラミックペーパーフィルター
    (画像右) フラックスが染み込んで変色したセラミックペーパーフィルター

    フィルターにフラックスが染み込むと、変色して硬くなります。