メンテナンス・対処方法・使用方法
サポート&サービストップ > メンテナンス・対処方法・使用方法 > 片手ではんだ送りとはんだ付けをしたい -ガンタイプ手動はんだ送りこて FX-8803使用方法-
はんだ付け作業で以下のような場面はありませんか?
FX-8803を使用すると、片手で一定量のはんだを送りながらはんだ付けすることが可能です。
なべねじ → 平ワッシャー → こて台ベース → こてカバー取り付け板 → 平ワッシャー → 外歯付きワッシャー → ちょうナット の順に取り付けます。
こてカバー取り付け板は、下部の凸部がこて台ベースの凹部に合うように取り付けます。
こてカバーの3つの丸穴のいずれかを、こてカバー取付け板の凸部に合わせて、ちょうボルトで固定します。
必ず、袋ナット、保護パイプを取り外してからニップルを取り外してください。
フックを固定するねじは、こて台に付属のねじに変更します。
ニップル → こて先 → 保護パイプ・袋ナット の順に取り付け、袋ナットを手で締めます。
袋ナットが緩んでいると、こて先の先端がぐらつき作業性が悪くなります。
トリガーの下側を押し上げたまま、糸はんだをはんだ挿入口にまっすぐに差し込み、ガイドノズルより出します。
糸はんだ挿入中にトリガーを引かないでください。糸はんだがギアに巻き付き、故障の原因となります。
押し上げたトリガーを元の位置に戻しトリガーを引くと一定量の糸はんだが送られます。
挿入口への糸はんだは常にたるませた状態でご使用ください。
調整ねじを2番のプラスドライバーで緩めて、ガイドノズルを上下に動かし、こて先に糸はんだが当たるようにガイドノズルの位置を調整します。
はんだ送り量調整ねじを1番のプラスドライバーで回して、はんだ送り量を調整します。締め込むほど、糸はんだの送る量は少なくなります。
※最小約 2mm-最大 8mmまで調整可能
FX-8803のこて接続コードをレセプタクルの奥までしっかり接続します。(画像のステーションは FX-888Dです。)
はんだ付け作業をする前にこて先温度を測定し、こて先温度と設定温度に差が生じている場合は温度調整をしてください。
FX-888Dはアジャストモードを使うと簡単に温度調整ができます。詳しくはこちらをご覧ください。
FX-888D 温度調整手順(アジャストモード)