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設定温度とこて先温度が合わない? FX-888D温度調整手順(アジャストモード)

こて先やヒーターの交換などにより、設定温度と実測のこて先温度の間に差が生じることがあります。
その場合は、以下の手順で温度調整をしてください。
温度調整とは、こて先温度が設定温度と同じになるように調整することです。

温度調整手順(例: 設定温度 350℃ こて先温度453℃の場合)

用意するもの
  • こて先温度計
  1. こて先温度計でこて先温度を測定します。

    設定温度:350℃
    実測のこて先温度:453℃

  2. FX-888DのUPボタンを長押しし、アジャストモードに表示画面を切り替えます。

    ※ お持ちのバージョンによってアジャストモードへの切り替え方法が異なります。

    FX-888DのUPボタンを2秒以上押します。

    「A.d.J」と表示されたらENTERボタンを押します。
    (お持ちのバージョンによって、表示されずそのままアジャストモードに切り替わるものもあります。)

    「3.5.0.」と表示され、アジャストモードに切り替わります。

  3. こて先の実測温度(=453℃)を百の位から入力していきます。

    百の位の「3」が点滅します。
    UPボタンで実測温度の百の位「4」に変更しENTERボタンを押します。

    アジャストモードでは設定温度に対して±150℃を超える入力ができません。
    設定温度と実測のこて先温度の差が150℃を超える場合、一度設定温度±150℃で調整後、再度こて先温度を測定して入力してください。

  4. 十の位を入力します。

    十の位の「5」が点滅します。
    実測温度の十の位も「5」なので、そのままENTERボタンを押します。

  5. 一の位を入力します。

    一の位の「0」が点滅します。
    UPボタンで実測温度の一の位「3」に変更しENTERボタンを押します。

  6. FX-888Dが温度調整を開始します。

    温度調整が終了したら通電ランプが点滅に変わります。
  7. FX-888Dの設定温度とこて先温度の調整が完了です。

    設定温度:350℃
    実測のこて先温度:350℃