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はんだこて/はんだ送りユニット

374

374
POINT

はんだ送り「時間」と「速度」の設定ではんだ送り量をコントロール

ダイヤルではんだを送る「時間」と「速度」を組み合せることで、はんだの送り量をコントロールします。
(AUTOモードの場合のみ)

オートとマニュアル、2つのモードを搭載

AUTO モード スイッチを押すと、押している長さに関係なく、設定した時間・速度ではんだが送られます。
MANUAL モード スイッチを押している間、設定した速度ではんだが送られます。

はんだの戻し量が調整可能

はんだを送った後、特定の距離だけはんだを引き戻す機構を搭載。
高温のこて先からはんだを離すことで、はんだやフラックスへの熱影響を軽減します。 自動機に取り付けて使用するときには適時設定をしてください。

戻し機構を使うメリット

はんだ・フラックスの飛散を軽減

糸はんだへV溝を入れる事で、はんだ付け時にフラックスから発生するガスの圧力を逃がし、飛散を軽減する効果があります。しかし、V溝を入れる事でフラックスが外気にさらされるため、長期の保存が難しいという問題が起こります。
HAKKO 374は糸はんだを使用するときに必要な量のV溝をはんだに入れる事ができます。

片手ではんだ付けが可能に

自動はんだ供給装置にチューブユニットと送りパイプ組品(オプション)を組み合わせると、「はんだこてで加熱」と「糸はんだを供給」が片手で行なえるようになり、作業効率が向上。今までできなかったはんだ付け作業も可能にします。

「はんだこてで加熱」と「糸はんだを供給」が片手で行なえるようになり、作業効率が向上します

作業性を追及した新タイプのチューブユニット・送りパイプ誕生!

こて先の下側からはんだを供給する新タイプのチューブユニットを新たにラインアップしました。

送りパイプ組品をこて先に近い距離に配置したので、装着時のサイズが従来タイプよりコンパクトになり作業性が向上。
はんだこてを持ち、もう一方の手で糸はんだを供給する、両手でのはんだ付けにより近い作業性を実現します。

  • 従来タイプ
    従来タイプ
  • 新タイプ
    新タイプ
  • 溝付き型こて先など特殊な形状のこて先で使用する場合は、従来タイプの方が適した構造になっているため、従来タイプのご使用をおすすめします。

「ヒートブリッジ」効果を活かしたはんだ付けが可能

新タイプのチューブユニット・送りパイプ組品はこて先の下側からはんだを供給するので、構造上「ヒートブリッジ」効果を得やすく、理想的なはんだ付け作業が可能です。

「ヒートブリッジ」効果 イメージ

「ヒートブリッジ」とは

こて先の熱が、溶けたはんだを介して効率的に素早く接合部に伝わる現象のこと。 良好なはんだ付けには欠かすことのできない重要な要素のひとつ。

メンテナンスの負担を軽減

新タイプでは送りパイプ組品がこて先の下側にあるので、はんだ付け時のフラックス煙による「汚れ」や「パイプ詰まり」が発生しにくくなり、メンテナンスの負担を軽減します。

新タイプはフラックス煙の影響が小さい

はんだ供給位置も簡単調整

はんだの供給位置は作業性やはんだ付け品質に大きく影響します。
新タイプのチューブユニットは送りパイプ組品を2つの部品でしっかり保持するので、送り位置の微調整が簡単にできます。はんだこて(こて部)への装着も簡単です。

動画で確認する

挟み込んで固定する構造なので思い通りの位置に調整可能

装着したままこて先の交換が可能

チューブユニットや調整した送りパイプ組品を外さずにこて先交換が可能。
再装着、再調整の手間を省きます。

チューブユニットの部品を外さずにこて先を交換できます。

こて先クリーニングには FT-720 がおすすめ

こて先クリーナー FT-720

FT-720なら、送りパイプ組品を装着していても素早く確実にこて先クリーニングができます。

こて台は専用の口金(オプション)に付け替え

専用の口金に付け替えると、送りパイプ組品を装着したはんだこて(こて部)でもこて台が使えるようになります。

使用方法/使用例

片手ではんだ付け

必要なオプション品
  • チューブユニット
  • 送りパイプ組品
  • 口金(下側から送りタイプのみ必要)

作業性を追及した新タイプ(下側から送りタイプ)のご使用をおすすめします。

  • 但し、溝付き型こて先など、特殊な形状のこて先でご使用の場合は、従来タイプをお使いください。

対応はんだこて、オプションの品番は組み合わせ対応表をご確認ください。
HAKKO 373・374 オプションパーツ組み合わせ対応表

373・374 オプションパーツ組み合わせ対応表

両手ではんだ付け(フィーダーペンを使ってはんだ付け)

はんだの自動送りや定量管理のみを行ないたいなら、フィーダーペン(オプション)からはんだを供給して使うことも可能です。お使いのはんだこてに限定されず、様々なはんだこてと組み合わせてお使いいただけます。

必要なオプション品
  • フィーダーペン
  • スイッチ
はんだ径 0.6mm 0.8mm 1.0mm 1.2mm 1.6mm
フィーダーペン C1234 C1235
スイッチ フットスイッチ B1649
フィーダースイッチ B2124
  • 使用するはんだ径に合った本体をご使用ください。
    使用するはんだ径を変更したい場合は、駆動プーリー組品、従動プーリー組品、供給ノズルの交換が必要です。
はんだ径 0.6mm 0.8mm 1.0mm 1.2mm 1.6mm
HAKKO 374 本体品番 374-1 374-2 374-3 374-4 374-5