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メンテナンス・対処方法・使用方法

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自動機 こて先交換方法

用意するもの
  • 交換用のこて先
  • こて先調整治具ユニット
    TX1シリーズ用(品番 CX5017)
    TX2シリーズ用(品番 CX5018)
  • 対辺2.5mmの六角レンチ

こて先交換をする場合は、必ず FU-601の電源をOFFにして、こて先が冷えた事を確認してから交換作業をしてください。

  1. こて部からこてケーブルを取り外します。

  2. こて部を固定しているボルト2ヶ所を緩め、こて部を取り外します。

  3. こて先とフラックス防止カバーを取り外します。

    (1)こて先を固定しているボルト1ヶ所を緩めます。

    フラックス防止カバーをずらしてこて先を固定しているボルトを緩めます。

    (2)こて先とフラックス防止カバーをこて部から取り外し、こて先からフラックス防止カバーを取り外します。
  4. 新しいこて先にフラックス防止カバーを通し、こて部に差し込みます。

    こて先をこて部の奥まできちんと挿入してください。

  5. こて先調整治具でこて先の位置・向きを調整します。

    (1)位置調整用のボルト3ヶ所を緩めます。
    こて部上面2ヶ所
    こて部側面1ヶ所
    (2)こて部をこて先調整治具に取り付けます。

    こて先調整治具の位置決めピンやこて部のボルトの位置を合わせてぴったり重ねます。

    (3)ボルト2ヶ所を締めてこて部を固定します。
    (4)こて部のコネクターを上に向け、ボルトを締めてこて先を固定します。
    (5)コネクターをスライドさせて、こて先のDカット面を治具金具のくぼみにあわせます。
    (6)こて先のDカット面を治具金具の固定側の側面に押し当て、こて先が浮かないように押えながら、調整ボルトを締めます。

    こて先のパイプ部分を押えるとこて先がたわむ恐れがあるため、こて先を押える時は先端を押えて作業してください。

    OK
    NG

    こて先の両サイドのDカット面が治具金具にぴったりはまるように、調整ボルトでこて先を固定します。

    (7)位置調整用のボルトを、こて部側面、こて部上面の順に少しずつ締めていきます。

    こて部が浮かないように、軽く上から押えながらボルトを締めます。

    いきなり全部締めてしまわず、均等に少しずつ締めてください。

    こて部側面1ヶ所
    こて部上面2ヶ所
    (8)歪みが出ない様に少しずつ位置調整用のボルト3ヶ所を増し締めします。

    増し締めの時も、こて部が浮かないように軽く上から押えながらボルトを締めます。

  6. こて先調整治具からこて部を取り外します。

    (1)こて先を固定している調整ボルトを緩めます。
    (2)こて部を固定しているボルト2ヶ所を緩め、こて部を取り外します。
  7. フラックス防止カバーを取り付けます。

  8. こて部をHU-200に取り付け、ボルト2ヶ所を締めてこて部を固定します。

  9. 最後にこて部にこてケーブルを取り付けたら、こて先交換完了です。

こて先の交換方法を動画でご紹介しています。ぜひご覧ください。