メンテナンス・対処方法・使用方法
サポート&サービストップ > メンテナンス・対処方法・使用方法 > HAKKO 485 オーバーホール
オーバーホール前に次の2点を確認してください。
確認 1
ジョイントのねじは外せる位置ですか?
確認 2
ナットがはんだより上にでていますか?
ジョイント、ナットが以下の状態であれば、オーバーホールが行える状態です。
ジョイント、ナットが以下の状態の場合は、工具が入る位置に戻してからオーバーホールを行ってください。
必ず手袋を着用し、作業には十分ご注意ください。
スペーサーが見える状態になるまではんだをすくいだします。
必ず手袋を着用し、作業には十分ご注意ください。
ジョイントが焼き付いて動かない場合はスパナとプライヤーを使って外します。
焼き付いたジョイントを外すこつ
槽のボルトが折れないように少しずつナットを緩めてから外します。
定期的にクリーニングを行っていれば、ねじが焼き付くことなくスムーズに作業できます。
チャンバー内部に溶けたはんだが入っています。
内部のはんだを槽内に落としながら、ゆっくりとチャンバーを取り出してください。
吹き出し口からボックスレンチを差し入れて底板を叩いて外します。
溶けたはんだ、および酸化物がチャンバー内に入っています。十分注意しながら槽の上でゆっくりと底板を外してください。
底板はチャンバーにはめ込んであるだけで、ねじなどで固定していません。
除去プレートを強く槽にあてたりすると、槽が傷つき、槽の寿命を早めることがあります。
はんだ表面に浮いている酸化物だけでなく、槽の側面、底面に付着している酸化物も除去します。
はんだが溶けた状態で行う場合は、十分注意しながらゆっくりと取り外してください。
ねじは一切必要ありません。
底板をチャンバーにはめ込むだけです。
このとき、ねじを締め付ける必要はありません。
ジョイントは取り付ける方向があります。
図を参照して差し込んでください。
チャンバーの2ヶ所の穴に槽のボルトを通します。
はんだが溶けた状態で行ってください。
スペーサー → スプリングワッシャ → ナットの順に取り付け、ボックスレンチでナットを締めます。
ジョイントの穴からモーターの軸とインペラーがかすかに見える程度に調整し、ねじで固定します。
このとき、モーターの軸、およびインペラーのDカット部分にねじがくるようにあわせます。
インペラーがチャンバーにあったていたらスムーズに回りません。
次の点を確認してください。
・ジョイントの接続の上下のズレ
・酸化防止剤受皿の左右のズレ