メンテナンス・対処方法・使用方法
サポート&サービストップ > メンテナンス・対処方法・使用方法 > はんだが溶けない 設定温度より槽内の温度が低い?
はんだが溶けない原因として、次の3つが考えられます。
ヒーターが劣化していたり切れていると、温度が上昇しません。
ヒーターの状態を確認し、劣化もしくは切れていたらヒーターを交換してください。
フロントパネル両サイドのねじ4ヶ所と、底面のねじを外します。
ヒーター(ヒーターR、ヒーターLの2つ)を本体からゆっくりと引き抜きます。
ヒーターが加熱芯から抜けている
ヒーターが加熱芯から引っ込んでいる
加熱芯が開いている
赤い矢印部分2点間の抵抗値を測定します。
向かって左側にヒーターR、右側にヒーターLを取り付けます。
ヒーターを本体に差し込み、コネクタを基板に差し込みます。
※コネクタはしっかりと奥まで差し込んでください。
※1-(3)で、基板左端のコネクタも抜いていた場合は、そのコネクタも接続します。
フロントパネル両サイドのねじ4ヶ所と、底面のねじを締めて固定します。
槽がしっかりと固定されていないと、ヒーターの熱が槽にうまく伝わらず、はんだの温度が上昇しません。
槽の両サイドのねじがしっかりと締められているか確認し、ゆるみがある場合は締め直してください。
設定温度と実測温度との間に差が生じた場合に、オフセット値を入力することで温度補正をすることができます。
誤ったオフセット値が入力されていると、温度差が正しく補正できません。
設定を確認し、正しいオフセット値を入力します。
画面に表示されている温度が設定温度です。
ボタンを1秒以上押すと、数字が点滅しオフセット値入力モードに表示画面が切り替わります。
この時表示されている3桁の数字が現在のオフセット値です。
設定温度 − 実測温度 − 現在のオフセット値 = 新しいオフセット値
-70℃ ~ +70℃
新しく算出したオフセット値が入力可能な範囲から外れる場合は、オフセット値以外にも原因があると思われます。
下記よりお問い合わせください。
ボタンを1秒以上押すと、オフセット値入力モードになります。
UPボタンまたはDOWNボタンで数字を選択し、ボタンで一桁ずつ確定します。
入力が完了したら、新しい設定で温調を開始します。
温度が安定するまで待ち、再度槽の温度を測定してください。