メンテナンス・対処方法・使用方法
サポート&サービストップ > メンテナンス・対処方法・使用方法 > こて先温度を測定したら設定温度より低くでるのは何故?
こて先温度を測定した際に設定温度よりこて先温度が低くでる原因として、以下が考えられます。
上記にあてはまらない場合は、はんだこておよび温度計を修理にだしてください。修理のご案内
間違った方法で測定すると、実際より温度が低く出る等、正確な温度が測定できません。
測定する前にこて先に付着しているはんだを除去します。
こて先に新しいはんだをなじませます。
こて先をセンサー測温部にのせ、はんだをこて先に供給します。
センサー切れの要因となるのでこて先をセンサーに強く押しつけないでください。
※写真のセンサーは旧センサー(品番 191-212 )です。
温度が安定するまでこて先を動かさないでください。
測定はエアコンなどの風があたらない場所でおこなってください。
表示値を読みます。(写真の例では376℃を示しています。)
1~4を繰り返し、一番高くでた温度を確認します。
センサーが劣化すると、正しい温度が測定できず測定温度が低くでることがあります。
電池が消耗すると誤表示することがあります。
電池が消耗してきたら、写真の赤丸部分の位置に「B」のマークが点灯します。
そのまま使い続けると、だんだん表示が薄くなり、いずれは表示しなくなります。
電池が消耗してきたら写真の赤丸部分の位置に「電池マーク」が点滅し、更に低くなると点灯します。
電源ON時に「Low Battery」と表示され、直後に電源がOFFになることもあります。
電池が消耗してきたら、写真の赤丸部分の位置に「B」のマークが点灯します。
そのまま使い続けると、だんだん表示が薄くなり、いずれは表示しなくなります。
こて先、保護パイプ、袋ナットが酸化すると、熱伝導が悪くなって温度が低く出ることがあります。
こて先形状によって長さや重量が異なるため、こて先形状を変更すると熱容量が変わって温度が低くでたり高くでたりすることがあります。
使用するこて先で温度の微調整(オフセット値の変更/CAL調整)をしてください。
オフセット値は『こて先温度』と『設定温度』の温度差および現在のオフセット値から算出し、ステーションに入力します。
こて先温度が設定温度よりも低い場合はプラスのオフセット値を、
こて先温度が設定温度よりも高い場合はマイナスのオフセット値を入力します。
CAL調整はドライバーなどの工具を差し込み、CALツマミを調整します。
これらの対処をしても解決しない場合は修理が必要です。修理についてはこちらをご覧ください。修理のご案内