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メンテナンス・対処方法・使用方法

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S-E(センサーエラー)表示がでる -FM-2027/FM-2028使用中の原因と対処方法-

ステーションタイプのはんだこては、本体ディスプレイにS-E(センサーエラー)表示がでると使用できなくなります。

FM-2027/FM-2028使用中の原因と対処方法をご紹介します。

センサーエラー表示
S-E(センサーエラー)表示が出ている状態
(画像は FX-951)
 

ケース 1. こて先が正しく取り付けられていない

こて先が正しく奥まで挿入されていないとS-E(センサーエラー)をおこします。
正しい手順でこて先を取り付けてください。

 

こて先 取付け手順

FM-2027/FM-2028 各部品の名称(画像は FM-2028)

こて先が熱い場合はやけど防止のため、耐熱パッドを使用して作業してください。

やけど防止のため耐熱パッドを使用
  1. こて先の先端を持ち、スリーブ組品へ挿入します。

    「カチッ」と音がするまで挿し込んでください。
  2. スリーブ組品とコネクター組品のロック部分の位置を合わせます。

     
  3. こて先を持って奥まで挿入します。

    コネクター組品のロック部分にうまく入っていかない場合

    新品のロック部分は特に硬いことがあります。

    スリーブ組品のロック部分を指で押さえてコネクター組品のロック部分に途中まで挿入します。

    最後は必ずこて先を持って奥まで挿入してください。

  4. スリーブ組品とコネクター組品が密着していることを確認します。

     

    すき間があるときは正しく挿入できていません。こて先を持ってしっかり挿し込んでください。

 
 

ケース 2. こて先内部のヒーターが切れている

こて先の経年劣化や落下などの衝撃によって、こて先内部のヒーターが切れることがあります。
こて先の抵抗値を確認してください。

抵抗値が異常な場合は、ヒーターが切れています。こて先を交換してください。

測定値に異常がない場合は、こて先が正しく取り付けられているか確認してください。 こて先の取付け手順

こて先の抵抗値 測定方法

抵抗計(デジタルマルチメーター)を使用してAとB間を測定します。
正常値は8Ω±10%です。

常温(15~25ºC)で測定してください。

 

ケース 3. スリーブ組品やコネクター組品が破損している

スリーブ組品やコネクター組品(コネクターカバー)が破損していると、部品の接続がゆるくなり、S-E(センサーエラー)をおこすことがあります。
破損している部品を交換してください。

スリーブ組品
部品の破損例
新品
  • イエロー 品番:B3216
  • オレンジ 品番:B3217
  • ブルー  品番:B3218
  • グリーン 品番:B3219
コネクターカバー
部品の破損例
新品
  • FM-2027用 品番:B3215
  • FM-2028用 品番:B3220

 いずれのケースにもあてはまらない場合や、これらの対処をしても解決しない場合はお問い合わせください。

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