メンテナンス・対処方法・使用方法
サポート&サービストップ > メンテナンス・対処方法・使用方法 > はんだがこて先に拡がらなくなったときのメンテナンス方法
はんだ付け作業を行っているとき、「こて先にはんだが拡がらない」「はんだがダマになってきれいなはんだ付けができない」と感じていませんか?
それはこて先の『酸化』が原因になっています。
このページでは、酸化してしまったこて先を復活させるメンテナンス方法をご紹介します。
ケミカルペースト FS-100 | FS-100 製品詳細 |
サンドペーパー | 番手の目安 100 |
はんだ | ヤニ入りはんだ(お持ちのはんだで可能) |
サンドペーパーで削るときは力を入れすぎず、なでるようなイメージで削ると、こて先を傷つけず綺麗に酸化物がとれます。
電源を入れてこて先を温めます。
310℃にメモリをあわせて、電源を入れます。
温度を310℃以下にすると、はんだが溶けにくくなりスムーズに作業ができません。また、360℃より高い温度でメンテナンスをするとメンテンス中に酸化する可能性があります。
はんだこてを手で持ちFS-100に約40秒間こて先をつけるとFS-100が溶け始めます。
※40秒ははんだこてが十分冷えた状態から電源を入れてFS-100が溶け始める時間です。
電源を入れてから約10秒でFS-100につけると溶け始めます。
電源は切りません。
はんだが溶けにくい場合は再度電源を入れ、
はんだが溶けたら電源を切ってください。
こて先全体にはんだが流れない場合は「酸化」が残っています。
手順4に戻り、再度メンテナンスをおこなってください。
FS-100 使用後は必ず上記作業をおこない、こて先に付着した FS-100 の成分をとりのぞいてからご使用ください。
良い作品を作るには、はんだこてのメンテナンスがかかせません。
はんだ付けがスムーズにできない場合はメンテナンスを行いましょう。