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自動はんだ付けシステム/はんだ付けロボットシステム
ロボット本体にはんだ送りコントローラーとプログラミングソフトウエアが内蔵されたオールインワンのはんだ付けロボットです。はんだ供給量・加熱時間といったはんだ付け条件など、全ての操作は標準搭載されたタブレットPCで一括管理することができます。
ティーチングペンダントやPCを接続しなくても標準搭載されたタブレットPCのタッチパネルによる操作で、プログラミングやはんだ付け条件をひとつの画面ですべて設定することができます。
簡単プログラミングソフト(イージープログラミングソフトウエアⅡ)が搭載され、ロボットの専門知識がなくても簡単にはんだ付けプログラムが作成できます。また、このソフトは、はんだ付けの累積ポイント数や作業時間なども管理できます。これによりこて先を交換する時期を設定しておけば、ロボットを自動停止させることもできます。
ジョイスティックで直感的にティーチングができます。ジョイスティックの操作感は速度やインチングピッチを簡単に切りかえることができます。はんだ付け部の微妙な位置あわせではインチングピッチにすることで、最小0. 01ミリ単位でロボットを操作できます。EIS(Easy Input Switch)を使えば、ロボットの座標入力や、自動でステップを送ることができ、ティーチング時間を短縮できます。
同じ基板を複数並べてティーチングする場合、オリジナルのポジションとのオフセット値を入力するだけでプログラミングができる機能です。コネクタなど一定の間隔で並んだはんだ付け箇所は、1箇所だけポジショニングすれば、あとは移動距離と回数を入力するだけではんだ付けが可能になります。
バーコードリーダーを使えば、基板に貼り付けたバーコードや、2次元コードで自動的に動作チャンネルを選択できます。これにより、作業者の間違いによる誤動作を防止することができます。
はんだにⅤ溝の切込み(下イラスト)を入れることによりはんだボール・フラックスの飛散を軽減することができます。
こて先クリーナーにはブラシ式を採用。ブラシ式はこて先に残ったはんだはもちろん、フラックスの焦げた炭化物などもきれいに除去してくれます。クリーナーの取付け位置も調整できます。
標準付属の金属製ブラシ( 品番 A1567 )と比較して 約 21 倍※の長寿命※当社比
クリーナー設置位置調整板を使用すると、こて先クリーナーの設置位置を 90°回転した位置に変更できます。
クリーナーの位置を 90°回転させることで、こて先が X軸方向(左右)のブラシに跨ぐように移動できるため、こて先の両⾯や溝内部にまで行き届いたクリーニングが可能になります。
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こて部をもう一つ準備すると、事前に新しいこて先をセットすることができ、設備を止める時間を最小限にすることが可能になります。
300Wのパワーは、今までの「加熱不足による赤目」「スルーホール裏面へのはんだ上がり不足」を改善します。また、加熱時間が掛かっている作業などでは大幅に作業時間を短縮できる可能性があります。細かい作業には140W用のこて先もモードの切替えにより使えます。
様々なはんだ付け作業に対応できるよう、40種類のこて先を標準ラインアップとしてご用意しています。 作業改善はもちろんのこと、ランニングコスト低減も見込めます。