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ヒカル君のはんだ付け奮闘記 ヒカル君のはんだ付け奮闘記
第2話 「熱量は水のように」の巻
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ヒカル君 わかりました。その希望水位がはんだこてに表示されてる温度なんですね!
房村先輩 その通り。その他にも温度を調節するための制御部を別にもうけた「ステーションタイプ」と呼ばれるはんだこてがあるんだけど基本的には同じだね。ただこて先の温度を好きな温度に設定できるので、熱量がたくさん必要なものから、あまり熱量を与えすぎてはいけないものまで、幅広いはんだ付けに対応できるんだ。
ヒカル君 うーん、つまり同じ300℃はんだこてでも、温度飽和型は目いっぱいがんばってやっと300℃温度制御型は、まだまだ温度が上がるんだけど、余力を残した300℃ってことですね。
房村先輩 よく分ったね。そのとおりだよ。温度制御型のいいところは正確な温度管理が出来ること。それに、ヒーターのW数を大きく出来るから、こて先が設定された温度になるまでの時間や、はんだ付けしたあと、下の温度に戻るまでの時間が短くなるんだ。だから、連続作業には便利。でも、正確に温度管理する必要がなくて、連続作業もしないんなら温度飽和型はんだこてで十分だよ。
ヒカル君 僕の場合、どんなはんだこてがいいんですか?
房村先輩 配線のはんだ付けだから、20〜40Wの「RED」でいいんじゃないかな。ただ、この先ICなどの精密電子部品のはんだ付けにも使うんだったら、15〜25Wの「DASH」あたりがいいかもね。
ヒカル君 うーん、そうですねー。じゃ、この20Wの「DASH」にします。そのほうがいろんなものに使えそうだから…。ほかに買ったほうがいいものってあります?
房村先輩 そうだねー、熱くなったはんだこてを、そのまま置くのはとっても危険だからこて台は必要だよ。これなんかクリーニングスポンジ付きのこて台だから、こて先の余分なはんだを拭き取るのに便利だよ。あと、はんだ付けをミスしたときのためにはんだ吸い取り線もあったほうがいいんじゃないかな。これを使ってはんだを吸い取るんだよ。
ヒカル君 はんだはどれを買えばいいです?
房村先輩 この「HEXSOL(へクスゾール)」というはんだでいいと思うよ。太さは電子工作なら直径0.6〜1.0mm、金属加工なんかには直径1.2〜2.0mmだから、ヒカル君の場合、直径0.8mmか直径1.0mmでいいんじゃないかな。
ヒカル君 じゃあ、この1.0mmを買ってと。ところで先輩、これから時間あります?
房村先輩 まさか、一緒に来いって言うんじゃ・・・
ヒカル君 わかりました?(笑)
  というわけで、ヒカル君宅へ向かう二人であった。

 
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